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2006年 07月 31日

7月歌会報告

*かばん関西歌会 二〇〇六年 七月三十日(日)*
於:大阪市立難波市民学習センター

【当日参加者】 雨宮司、有田里絵、十谷あとり(日月/玲瓏)、日向寺みづほ(購読)、鷲家正晃(ゲスト)、棉くみこ
※オンライン参加/笹井宏之(購読)、やや(ゲスト)、山下りん(ゲスト)

★題は、この季節にぴったりの「南国またはトロピカル」。
歌に読み込まなくてもOK。得票の多かったものをご紹介します

・日常に混ざるマンゴー、タピオカの類知らずに父逝きし夏  日向寺みづほ

・沖縄のおばあさんには太陽がいくつもいくつも入れられている  笹井宏之

・カメハメハ大王さまの砂浜に「もういいよ」って置いてきた嘘  やや

・とりあえずマンゴープリン食べてから考えたって間に合う話  有田里絵

・オウム一羽ブラウスに飼いおおらかに笑う人いて部屋の明るむ  棉くみこ 
一首目、初句の入り方がよい。題を生かしつつ、故人の真面目なお人柄を的確に伝えている。
二首目、「沖縄のおばあさん」が味わい深く表現されていて、豪傑笑いが聞こえてきてきそう。「おばあさん」を方言で表してもよかった。選をしなかった方はみなさん「入れられている」の受け身が気になるとのこと。
三首目、「カメハメハ大王さまの砂浜」と「置いてきた嘘」の組み合わせが絶妙で、さまざまなストーリーを組み立てられそうと一番の話題に。ただ、「もういいよ」の解釈が曖昧との指摘があった。
四首目、作者コメント「2分でできた、申し訳ありません」とあるが、そのスピード感が効果を生み、猛暑に一息つける歌に。
五首目、初句からブラウスの南国風の柄を想像した。下句がありきたりでもったいない。

終了直前、約一分の日向寺さんのサプライズ誕生会を開催(あとりさんのピアニカ伴奏付き)。ちょっとおもしろ関西歌会、みなさんもお気軽にいらしてください。(棉くみこ記)
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by kaban-west | 2006-07-31 11:11 | 歌会報告