かばん関西歌会

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2008年 06月 23日

「詩歌の森へ」―結社とネットを結ぶ― 酒井佐忠×笹井宏之 

2008年6月22日(日) 毎日新聞 コラム「詩歌の森へ」に、笹井宏之さんのお名前が出ておりました。
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by kaban-west | 2008-06-23 20:53 | こんなところに出ました
2008年 06月 05日

5月歌会報告

■2008年5月歌会記■  

五月は、メーリングリストによるオンライン歌会と、オフライン歌会として奈良公園周辺で吟行を行いました。

☆オンライン歌会【参加者】天昵聰・雨宮司・有田里絵・石川游(購読)・岩本久美(購読)・笹井宏之(購読・未来)・十谷あとり(日月・玲瓏)・蔦きうい(玲瓏)・文屋亮(玲瓏)・山下りん(ゲスト)・山田航

 今月の兼題は新緑の季節にちなみ「植物」。十一名の参加者から、兼題/自由詠あわせて四十九首の作品が寄せられました。互選上位の作品、また印象に残った作品から、おひとり一首ずつご紹介いたします。

《兼題の部》

・がじゅまるになりたくなかったがじゅまるもいるかもしれぬ花屋の奥に  有田里絵

・「しあわせつてなんだろう」たとへばほら、ほころびそむるサボテンの花  石川游

・たんぽぽの茎に繋がれ帰れなくなつたあなたを包む夕焼け  山田航

・斎場の梧桐若葉たいやきを分けあふふたり老いても姉妹  十谷あとり

《自由詠の部》

・土星の輪に針を落として聴いてみる生まれる前の連符の記憶  天昵聰

・厳冬に凍結された虹をいま解凍しますまなざしの火で  雨宮司

・朝礼台へ数段のぼりゆくときにひらめきしこと 空 雲 平気  岩本久美

・きっとまたお供え物になりましょう かしわにくるまれてねえ、あなた  笹井宏之

・いく万の恋文のせた郵船が春の夕べを行方不明に  蔦きうい

・どこにゐても放浪者だらう、君と見るさざなみの金冷え極まりて  文屋亮

・この体突き抜けてゆけ五月晴れオセロのように返されたいんだ  山下りん

☆オフライン歌会 五月二十四日(日)於・奈良県文化会館 【参加者】雨宮司・有田里絵・十谷あとり

当日、天気予報は雨となっていましたが、曇り空の下、無事にお散歩吟行を行うことができ、三名あわせて三十余首を仕上げました。また、今後の歌会運営について話し合う時間も持ちました。

・冷たいね これから夏に向かっても雨が鎖骨を濡らすとしても    雨宮司
・古民家でアーティチョークが壁際に咲くのを見たり依水園前

・霊柩車一の鳥居の前を過ぐ足元のアリまだ生きている       有田里絵
・阿修羅より幼い子らの連れられて興福寺には晴れ間ぞ出づる

・雨が雨を濡らすのを見た中庭を規矩と占めたる甃のうへ     十谷あとり
・はつなつの風きれぎれに運びくる雨、椎の花、街宣のこゑ

○かばん関西歌会は、ここ一年ほどの間、少しずつ参加者が増えてにぎやかになってまいりました。人数が増えたばかりでなく、選歌する/しないに関わらず、歌会に出されたすべての作品について意見を出しあう傾向が強まり、作品にも歌評にも力が入っています。
○一方、二ヶ月に一回のペースで継続しているオフライン歌会は、出席者が徐々に減少傾向にあります。主会場の奈良県文化会館は、近鉄奈良駅から徒歩五分、奈良公園の入口にあります。詠草の互評をしたり、歌集を回し読みしたり、持ち寄ったお菓子を食べたり(!)歌の話を楽しんでおります。お近くにお住まいの会員/購読会員の方、お誘い合わせの上、ぜひどうぞお越し下さいませ。次回は九月二十七日(土)を予定しております。

                                              (十谷あとり 記)
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by kaban-west | 2008-06-05 13:08 | 歌会報告