かばん関西歌会

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2017年 05月 01日

2017年4月 大阪城公園お花見吟行記

かばん関西 大阪城公園お花見吟行記
             

[日時]二〇一七年四月二日(日)午後一時から四時
[場所]大阪城公園近辺
[参加者]有田里絵、十谷あとり(日月)、福島直広

二〇一五年以来二度目のお花見吟行を企画いたしました。午後一時、市営地下鉄大阪ビジネスパーク駅前に集合、大阪城公園の外縁から桃園を散策、筋鉄門跡を経て大川を渡り南天満公園まで歩きました。ソメイヨシノは咲き始めたばかりでしたが、桃、雪柳、蒲公英が花盛りでした。青空の下、日常から離れて、うたのことだけ考えながら散策し、とても平和で豊かな時間を過ごすことができました。
当日の吟行詠は左記の通りです。

◇吟行詠草集◇
                                           有田里絵
あめちゃんでよかったですかちょこなんと川崎地蔵尊に供える
娘なら花より男子なのも良い城ホールにはSexyZone
真直でも曲がっていてもほめられる梅も桜も咲くだけでいい
鴎には出会いましたが灯を点す海里丸はいませんでした
初めての桜の話聞くよりも最期の桜散るときは来る
                                             福島直広
生ビール呑んだろかと的屋を見たら七百円ですかそうですか
迷彩の服のオヤジが堀の端鷹を手なずけ見せるドヤ顔
大川の風の流れに飛んでゆく金平糖に憬れて春
桃園の響きに少しニヤけつつクール装い歩く城郭
ゆらゆらと遊覧船はひしめいて天満の橋をじゅんぐりくぐる

                                            十谷あとり
川はこころをひろやかにする 岸辺より舟に向かつて振る手いくひら
はずみつつ啄む雀子雀の趾【あしゆび】が踏む下萌のあを
ひたぶるに見つめてをれば雀一羽わが眼交にふくらみはじむ
雀の子みるみる膨れわれはちぢむ種漬花の蔭に隠れむ
くじかれぬ夢あるごとく青空に吊り上げらるるくろがねの骨

(十谷あとり/記)


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by kaban-west | 2017-05-01 14:17 | 歌会報告


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